HOT 97 SUMMER JAM TOKYO

『HOT 97 SUMMER JAM TOKYO 2017』にてヘッドライナーとして出演するLA出身の本格派ラッパーKid Inkの代表曲紹介の後編をお届けしよう。

まずはKid Inkの最新アルバムである、2015年リリースのサードアルバム『Full Speed』の先行シングルとしてリリースされた「Body Language」から。Usherがフックを歌い、Tinasheがコーラスを担当という豪勢な二人のバックアップによって、実にセクシーな曲に仕上がっている。

さらにアルバム『Full Speed』からは、もう一つヒット曲が生まれており、それがDej Loafをフィーチャした「Be Real」だ。ヒットメーカーDJ Mustardがプロデュースを手がけ、Dej Loafのフックもクールにキマったこの曲は、ビルボードのラップチャートにて最高位７位となり、プラチナムヒットを記録している。

これまで様々なラッパーやシンガーとコラボレーションを果たしてきたKid Inkだが、その中でも最も印象に残るコラボ曲といえば、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のサウンドトラック曲「Ride Out」だろう。Tyga、Wale、YG、Rich Homie Quanという共演者の並びだけでも凄いが、そんなツワモノ達の中でKid Inkはしっかりと存在感を放っている。

最後は今年５月にリリースされた最新EP『7 Series』のリード曲「F with U」の紹介で締めたい。このトラックも再びDJ Mustardが手がけたもので、MVの雰囲気そのままの最高のパーティソングとなっている。